印刷(POD)書籍のメリット・good.bookの印刷(POD)書籍出版

POD書籍とは

PODとはPrint On Demandの略で、注文に応じてその都度印刷する形式の書籍出版です。既存の通常の書籍出版はある程度の部数をまとめて印刷した上で流通網に載せるため、事業としては相応のリスクを負うことになります。

通常の出版流通は上図のような流れになっています。

大量に書籍を印刷しておく必要があり、印刷コストに加え、在庫管理費も発生します。多くの会社が動くことになりますので、一定以上の売上が想定できないと、出版の企画は実現が難しいのです。

一方で、PODの流通はこのようになっています。読者からの注文受付後、1冊ずつ印刷・製本して届けるため、その分のコストがかかりません。このため、読者には通常の印刷書籍に比べて比較的安価で提供することが可能となり、また著者および出版社にとってはリスクの低減につながるのです。


印刷書籍のメリット(vs 電子書籍)

電子書籍に比べた場合の印刷書籍のメリットには、次のようなものがあります。


1.規格や記録媒体に依存せず保存性が高い

電子データを記録するには様々なデバイスやメディアが必要

データそのものは半永久的に残すことが可能ですが、それを記録する媒体自体がどうしても劣化してしまいます。HDDやDVDや各種スマートメディアなどの寿命はそれほど長くはなく、紙に劣るとされています。

規格は必ずしも恒久的ではない

VHSがDVDに取って代わられたように、メディアは普遍ではありません。同様に、電子書籍の規格自体も普遍のフォーマットだとは到底言えません。現在流通している電子書籍のデータが、今後ある時期を境にまったく読めなくなってしまう可能性がないとも限りません。

紙は最も長く残るメディアとして期待大

電子データを残していくためにはデータ移行作業が必須になります。規格や記録媒体の変遷に紙の本は一切影響を受けません。長く残るメディアだと考えられます。


2.「触覚上の体験」が読書体験に影響を及ぼす

紙の本ならではの「読んでいる感覚」

本を手に取り、紙をめくるという行為が、「本を読んでいる感覚」をつくり上げるという側面があります。ページから漂ってくる紙やインクや糊のにおいが特定の作品と結びついて記憶に残ったり、分厚い本を読破した時には大きな達成感が得られたりします。

デジタルでは味わえない読書体験

紙の本というブツが読書体験に大きな影響を与えており、これは電子書籍では得られないものです。今後デジタルネイティブの世代の中からは、端末をスワイプすることから特有の体験を引き出す人たちも現れてくるかもしれませんが、今のところ紙の本固有の「読書感」に魅せられている人は老若男女問わず少なくありません。

「触覚上の体験」は理解度にまで影響

同じ小説を電子書籍と印刷書籍とで読み比べた場合、印刷書籍で読んだほうが内容の理解度が高いという実験結果が報告されています。これもまた紙の本を手にしているという触覚上の刺激が記憶に影響しているためと考えらえています。


印刷書籍のメリットはいずれも読者にとっての読みやすさ・使いやすさに大きく関係するものです。とりわけ2.は読書体験の質向上の面で非常に重視されるべき要因です。それがPODによって、従来よりも低コスト・低リスクで実現可能となったのです。

著者や出版社はここに差別化のビジネスチャンスを見て取る必要があります。読者に訴求力の高い書籍を制作する上で、電子書籍ではなく印刷書籍を今日あえて選ぶというオプションは、常に検討しておくべきことの一つでしょう。


1,000人が読みたい本はカタチにする意味がある


good.bookのPOD書籍出版を、この機会にぜひご利用ください。

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