【初級編】eラーニングを開発するなら知っておきたい! サービスに合わせた、最適な提供方法

よりよい成果を得るために、eラーニングの最適な提供方法を知ろう

eラーニングを提供し、よりよい成果を得るためには、目的に合わせた提供方法を選択することが重要です。

「eラーニングを販売したいけれど、どんな方法があるかわからない」

「私たちの作るeラーニングに最適な提供方法はどれだろう」

 

本記事は、そんなお悩みを抱えたeラーニング初心者の方におすすめの記事です。eラーニングの目的ごとに、最適な提供方法を4つご紹介します。

 

eラーニングの導入に向けて、ご自身で取り組まれている方や業務を委託する予定の方にも、ぜひ参考にしていただきたい内容です。

*eラーニングの開発の流れが知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

https://www.masterpeace.co.jp/column/good_learning3-1/

 

目次

目的に応じた、最適な提供方法を選ぶ
・①教材配信プラットフォームを自社で開発する
・②オンラインサロンサービスを利用する
・③動画学習プラットフォームを利用する
・④オープン型プラットフォームで配信する

 

目的に応じた、最適な提供方法を選ぶ

eラーニングの目的を考慮し、次の表から最適な提供方法(①~④)を選んでみましょう!

 

【A.有料コンテンツの販売】

 資格取得講座など、独自のノウハウを有料で提供する場合。

 

 *集客が見込める場合のおすすめ*(例:対面での講座の実績がある)

  ⇒①教材配信プラットフォームを自社で開発する

  (システムの自由度が高い)

  ⇒②オンラインサロンサービスを利用する

  (スピーディーにサービスを開始できる)

 

 *集客が見込めない場合のおすすめ*(例:自社での集客の見通しが持てていない)

  ⇒③動画学習プラットフォームを利用する

  (スピーディーにサービスを開始でき、集客支援も期待できる)

 

【B.社内の情報共有】

 社内研修やマニュアル共有など、社内の情報共有として活用する場合。

 

 *おすすめ*

  ⇒③動画学習プラットフォームを利用する

  (既存の講座を自由に受講でき、オリジナルの講座もスピーディーに開始できる)

  ⇒④オープン型プラットフォームで配信する

  (低コストで、スピーディーにサービスを開始できる)

 

【C.広報活動】

 自社のブランディングやサービス特長の発信など、広報活動が目的の場合。

 

 *おすすめ*

  ⇒④オープン型プラットフォームで配信する

  (低コストでスピーディーにサービスを開始でき、利用者が多い)

 

①教材配信プラットフォームを自社で開発する

オリジナルの教材配信プラットフォーム(Webシステム)を自社で開発し、教材コンテンツなどを提供する方法。

(例)

・CMSを活用する方法(Wordpressなど)

・スクラッチ開発をする方法

・ノーコード(あるいはローコード)で簡易にWebサイトを開発する方法 など

 

【メリット】

・仕様の自由度が高く、企画に合わせて開発できる。

 

【デメリット】

・開発や制作に手間とコストがかかる。

 

【ポイント】

・自社内ですべての作業を完了させるのは難しい場合もあるため、外部のWeb制作会社やシ ステム開発会社に相談するとよい。 

 

②オンラインサロンサービスを利用する

既存のオンラインサロンプラットフォームで講座を開設する方法。

(例)

・DMMオンラインサロン

・CAMPFIRE Community など

※会員の登録、決裁などもサービス内で行うことができる。

 

【メリット】

・講座開設に必要な機能がそろっているため、スピーディにサービスを始められる。

 

【デメリット】

・運営事業者に登録手数料やシステム利用料を支払う必要がある。

・システムのカスタマイズが難しい。

 

【ポイント】

・会員同士でコミュニケーションがとれるため、トラブルを防ぐためのルール(年齢制限を設ける、誹謗中傷や勧誘行為をしないなど)を設定しておくとよい。

 

③動画学習プラットフォームを利用する

さまざまなコンテンツを有する既存の動画学習プラットフォーム上で動画コンテンツを配信する方法。受講料は運営側と講師側とで分配する仕組み。

(例)

・Udemy 

・グロービス学び放題

・Schoo など

 

ここでは、代表的なUdemyについてご紹介します。

 

【メリット】

講座開設に必要な機能がそろっているため、スピーディにサービスを始められる。

・受講者が多いため、自社の講座を知ってもらえる機会が増える。

・受講者の集客を積極的に行ってくれる。

・オリジナルの講座を作成できるだけでなく、既存の講座(ビジネスの基本やIT、デザインなどの幅広い分野)を自由に受講できる。

 

【デメリット】

・運営事業者にシステム利用料を支払う必要がある。

・システムのカスタマイズが難しい。

 

【ポイント】

・自身の教材に理解があり、集客などに関する話し合いができる運営事業者を選定するのがおすすめ。

・運営事業者が集客を担当する場合は、分配される受講料の料率が低くなってしまいがち。提供人数や単価、手残りをどれだけ積み上げたいのかを事前に検討しておくとよい。

 

④オープン型プラットフォームで配信する

オープン型プラットフォームで配信する方法。

(例)

・YouTube

・Facebookグループ

・LINE など

 

ここでは、国内外で特に広く周知されているYouTubeについてご紹介します。

 

 【メリット】

・アカウントを作成すればすぐに、無料で動画を公開できる。

・利用者が多く、閲覧者を増やすための場として有効。

 

【デメリット】

・セキュリティリスクや規約上の課題がある。

・会員制の教育サイトとして利用することはそのままでは難しい。

 

【ポイント】

・「限定公開」という機能があり、URLを知っている人だけに動画を公開することが可能。しかし、利用規約上は限定公開の動画へのアクセスを販売することは禁止されている。

 


 

いかがでしたか?

本記事ではeラーニングの最適な提供方法について、サービスごとにポイントを交えてご紹介いたしました。eラーニング導入時の参考になれば幸いです。

 

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