「育休パパたちによる育休本出版プロジェクト」はなぜうまくいったのか?

開始12日で応援者300人達成!

起案者インタビューを通じてみえてきた成功事例のポイント

■書籍『なぜパパは10日間の育休を取れないのか?(仮)』を出版したい!

書籍制作前に企画内容を応援してくれる人を300人集められたら書籍化・出版ができる、というこれまでにない「過程を大事にした」出版プロジェクト、BOOKS300(ブックスさんびゃく)。

 

BOOKS300(ブックスさんびゃく)サービス紹介

 

その第一弾企画として動いていた「パパ育休本プロジェクト」ですが、なんと開始12日で応援者300人を集めることに成功し、書籍化が決定。現在著者さんを中心とするプロジェクトチームと編集者で出版に向けて動いています。

 

応援者を集めるためにどんな活動をしてきたのか、またこれだけスピード感を持って、書籍化決定までたどり着けた要因はどこにあったのか。第一弾企画の起案者である成川 献太さんにお話を伺いました。

 

■成川さんプロフィール

広島県で小学校教員を務める

第三子誕生にあたり2020年8月より一年間の育休を取得中

育休&共働きコミュニティ「ikumado」メンバー

 

■育休という選択肢が当たり前になる社会をつくりたい

 

どんな想いでプロジェクトを始められたのでしょうか?

 

「プロジェクト立ち上げ当初は、自身が取得してみて感じた育休の良さをより多くの人に知ってもらいたい!育休を取得してほしい!という気持ちで始めました。

しかし活動を進めていく中で様々な理由から育休を取得したパパ・取得しなかったパパとお話をするうちに、育休がいかに取りづらいか、またそもそも育休を取るという発想自体がないパパが数多くいることがみえてきました。

会社環境にアプローチをすることはできないけれど、リアルなパパたちの声を集めて本にすることで、少なくとも育休をとるかとらないかを選択できる社会の実現に少しでも貢献出来たら。そんな想いで現在も活動をしています」

 

masterpeaceとはどのようにして出会われたのでしょうか?

 

「私が所属している育休&共働きコミュニティ『ikumadoの代表である千木良さんに『育休の本を書きたいんです』とポロっと話したところ、出版社である株式会社masterpeace代表の窪田さんを紹介していただきました。

そこで、①何人かで書き上げること、②300人の応援を集めることの二つをクリアすると出版に至る、という企画をご提案していただいたのが今回の企画のきっかけです。」

 

■ひとりではなく仲間と一緒に活動したからできたこと

 

プロジェクト開始からわずか12日で300人からの応援を集め、出版が決定した本プロジェクト。
実際にどのような活動をされたのか、効果があったと感じられるものはありますか?

 

「まずなんといっても最も大きかったのが10人以上のパパたちと一緒に活動をしたことです。

執筆はもちろん、広報についても私一人で行ったのではなくこのメンバーで役割分担をしながら行いました。書籍化が決まった現在も10人以上のパパたちが書き手となって進めているところです。

行った施策として効果が高かったと感じるのは大きく2つあります。

 

①Facebookグループでの活動

Facebookで書き手と応援してくださった方のグループを作り、そこで毎日「〇人/300人」のように応援者の数を発信したり、執筆状況、活動内容などを共有するようにしていました

 

②書き手が応援を募るサイトをSNSを通じてシェア

10人以上の書き手がそれぞれFacebookやLINEでシェアを拡散したことで、応援してくださる方の数がどんどん増えていきました。

以前から自身のnoteなどを使って男性の育休についての想いを発信していましたが、私一人ではよくて数十人の応援しか集められなかったと思います。それを10人ですることで、10倍の効果がありました。

なかには応援者の方の中でもさらにシェアをしてくださる方がでてきたのも非常にうれしかったですね。

 

この2つは応援者を300人集める、という目標を達成するためにかなり効果があったと感じています。

そのほかに書き手側へのアプローチとしては、最初にmasterpeaceさんも同席のもとキックオフMTGで企画内容を共有し、その後すぐに書く内容を分担しました。

”一人が執筆したらすぐにシェア”することで完璧じゃなくてもまずは書いてみよう!という気持ちになってくれる人が増えたのではないかと思います。

Facebookでの毎日の応援者数の推移も目に見えることで書き手側のモチベーション維持に繋がってよかったです。」

 

 

■本の出版をきっかけに”想い”を広め続けたい

 

プロジェクトの今後として今現在考えられていることはありますでしょうか?

 

「まずは本を完成させたいです!本当に本ができるのか正直最初はイメージが湧いていませんでしたが、実際に編集者の方にも入っていただきながら書籍化・出版まで走り切りたいと思っています。

その先としては、ただ本を出版して終わりではなく、『男性の育休が選択肢として当たり前にある社会の実現』を目指して、応援者をさらに増やしていきたい。

今回のプロジェクトをきっかけに出会えた仲間たちと、パパが育休に関して気軽に相談ができるようなサービスを作れたら、という話もしています。」

 

■出版する過程を通じて、想いの輪を書き手から応援者へ

今回成川さんにお話を伺って改めて感じたのは、BOOKS300の出版プロジェクトにおいて「コミュニティ単位で活動すること」が非常に大きな意味を持つということです。

想いに興味を持ち、共感してくれる応援者を集めて出版に至る、というプロジェクトであるからこそ、そもそものプロジェクトメンバーが一人ではなくある程度のコミュニティ単位であることで、応援を集める力が数倍に強くなることがみえてきました。

 

成川さんのように最初は小さな想いの灯であったとしても、出版する過程を通じて応援者を増やしていくことで、ただの書籍化・出版だけにとどまらないその先の広がりに繋がる可能性をBOOKS300プロジェクトができたらいいなと考えています。

 

第一弾の企画を進めながら今後に繋がるヒントをさらにみつけていき、正式サービスリリースに向けて加速していきたいと考えております。

 

※BOOKS300の出版プロジェクトについてはこちらから

■関連URL

・プロジェクトWebページ『なぜパパは10日間の育休を取れないのか?(仮)』

 https://peraichi.com/landing_pages/view/343h6

・Facebookグループ「育休の書籍を出版するまでの過程がのぞけるサロン」

 https://www.facebook.com/groups/1065247913975178/

成川 献太さんnote

 https://note.com/narikawa

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