一般社団法人 at Will Work 様| 「本だからこそ出会えるストーリーがあった」

【事例紹介】

一般社団法人 at Will Work 様

弊社でご一緒させていただいた書籍化事例紹介をご紹介いたします。

今回は、一般社団法人 at Will Work の青山雅子さんと新美早紀さんにインタビューさせていただきました。at Will Workさんは、働き方を選択できる社会づくりの実現を目指して、様々な企業の「働き方事例」を発信されています。

一般社団法人 at Will Work

at Will Workさんは、これからの日本の”働く”に関するストーリーを集めて表彰するというイベント「Work Story Award」を開催されています。
弊社では、このイベントで表彰された様々な企業・団体の皆様の“働くストーリー”を、1冊の本にまとめるお手伝いをさせていただいています。
2018年から3年連続で、3冊の書籍化をご一緒させていただきました。

※ちなみに、この書籍は一般販売はされておらず、at Will Workさんが直接配布されています。

Work Story Awardとは?

 

5年間(2017〜2021年)限定のアワードプログラム。これからの日本をつくる100の働くをみつけようをテーマに、多くの“働くストーリー”を集め、[働きがい][働き方の多様化][コロナ禍をきっかけに変わる働き方]などの部門ごとに表彰を行なわれています。
募集されているのは、「働き方改革」により、未来を変える働き方を実現するためのストーリーです。at Will Workさんは、様々な事例の中にある背景や想いなど、物語を大切にされています。

Work Story Award2021

コロナ禍の1年。多くの企業や団体が新たな働き方を模索したのではないかと思います。at Will Workさん主催の「Work Story Award2020」に集まったストーリーには、どのような変化があったのでしょうか。そしてストーリー集を本として受け取った方々はどのような思いを抱いたのでしょうか。



コロナ禍の1年でしたが、応募のあったストーリーに、例年との違いは見られましたか。


「まずは応募数が増えましたね。私たちもコロナ禍で応募数がどうなるのか、どきどきしていたのですが…。コロナ禍をきっかけに変わる働き方関連のストーリーは、応募数全体の約4割に相当しています。また副業関連のストーリーも増加しました。」

「自治体の方々からの応募数も増えたという変化がありました。さらに東京だけでなく、全国からの応募がありました。」


Work Story Awardの記事原稿はどのように作成されたのでしょうか。


「今年はat Will Workのライターチームが発足し、記事を作成しました。協賛のPRtableさんに監修していただいています。アワードの一次審査を通過したすべてのストーリーを掲載するため、審査通過が決まり次第、オンライン取材をさせて頂き、最終的には全54社のストーリーを書き上げました。」

「企業様には、応募していただく時点で、働き方改革導入前の課題意識、アプローチ方法や得られた結果について、パワーポイントにまとめていただいています。少人数のチームから大きな企業様まで幅広くご応募いただいていますし、改革に挑む中で生まれるストーリーが大切であるという考えから、まだ明らかな結果が出ていないものでも応募していただくことができます。」



Work Story Awardの記事は、Webサイト上で誰でも見ることができますが、あえて本として手元に届けることに対して、受賞された企業の方などからはどのような反応がありましたか?


「ありがたいお言葉をたくさんいただきました。いくつか紹介しますね。」

 

Webだとこんなに全部は見れなかった。
短編集のようで、本の形がすごく合ってると思った!

 

こうした冊子は、新卒内定者にも配布したい。

 

来年度も、この本に載ります!
ますます「やってやるぞ!」という気持ちになっております。

 

at Will Workの理念を知ることができた。


「確かにおっしゃるとおり、Webサイトを通してすべてのストーリーを見ることはなかなかできないですよね。パラパラとめくって手軽に読めるところが本のよいところだと思います。冒頭にat Will Workの紹介も入れているので、本を通して私たちのことを知ってもらえたこともよかったです。」

「以前は弊団体が主催しているカンファレンス参加者全員にお渡ししていたのですが、今年はアンケートにお答えいただいた方にのみ郵送しました。それでも希望される方が多かったな、という印象です。やはり本というカタチあるものを手に取って、全体をじっくり読みたいと思ってくださる方が多いのではないかと考えています。」


実際に本づくりをしてみて、いかがでしたか。

 

「見出しの書き方や写真の配置など、柔軟にご対応いただき、大変だなという思いはほとんどありませんでした。」

「ライターチームとしても、カタチになったことにとても喜びを感じました。本として手元に届いたことが初めての感覚で、嬉しかったです。」

 


おわりに

 

at Will Workさんは、「Work Story Award」を通してさまざまな働き方の事例を集め、発信しています。コロナ禍の1年、その重要性はさらに高まったのではないでしょうか。方法と結果のみに注目するのではなく、改革の背景や人々の思いを大切にするという考えにも深く共感しました。

Webサイトからも読むことができる“働くストーリー”。しかし、実際に本として手元に届くからこそ出会えるストーリーがたくさんあるということを強く感じる機会にもなりました。

青山さん、新美さん、ありがとうございました。

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