株式会社アッカ様|「アッカワインスクール(ソムリエ資格講座)」の教科書制作をご支援

「アッカワインスクール(ソムリエ資格講座)」の教科書を制作いたしました

株式会社冒険の旅(弊社関連会社)の事例

2023年5月1日より、弊社関連会社である株式会社冒険の旅の「多様性ある方の就労支援事業」を引継いで運営しております。今後も、より多くの方が輝く場を創るための事業に努めてまいります。本プロジェクト事例は株式会社冒険の旅として実施しておりました。

 


■お客様

 ・株式会社アッカ様

 

■協働メンバー 

 ・障がい者ワークスデザインラボ株式会社 (栃木良太さん、長谷川友紀さん、成田育代さん、大沼了さん)

 ・一般社団法人ルータス(大原康子さん、椎野さやかさん)

 ・株式会社冒険の旅(窪田篤、小澤藍)


都内でワインバル4店舗を運営する株式会社アッカ様による、ソムリエ資格・ワインエキスパート資格の取得を目指したオンライン講座「アッカワインスクール」の開校にあたり、教科書の制作をお手伝いいたしました。

 

■アッカワインスクール紹介ページ

https://school.acca-wine.co.jp/course_personal

https://school.acca-wine.co.jp/course_group

 

 

株式会社アッカ様のワインバルでは、スタッフ全員がソムリエ資格を取得されています。資格取得のおかげで、スタッフのサービスの質が向上し、お客様の満足度アップや店のブランド力向上にもつながったそうです。


ワイン、酒類、サービス提供など、幅広い知識が必要となるソムリエ資格。スタッフの資格取得の際には、代表取締役の林様がご指導をされました。「アッカワインスクール」では、そのご指導の実績をもとにカリキュラムが作成されています。

 

「アッカワインスクール」の最大の特長は、ソムリエ資格取得に必要となる膨大な学習内容を「1本10分程度の動画教材を視聴」するだけで効率的に学習できることです。その学習を支える教科書は、オンラインでも理解を深めやすいよう、さまざまな工夫によってわかりやすく構成されています。

 

今回のプロジェクトでは、障がい者就労支援事業をされている「障がい者ワークスデザインラボ株式会社」さんと、在宅で働く女性を支援されている「一般社団法人ルータス」さんとチームを作り、3社協働で制作を進めました。プロ人材によるクオリティ担保とリモートワークの活用により、地域・時間を超えた協働を実現いたしました。

 

 

 

ご担当者様の声

今回ご一緒した方々

■株式会社 アッカ 
都内(高円寺、中野、恵比寿、神楽坂)にワインバー、レストラン、バルを4店舗を保有する。
代表取締役を務められる林憲二様は、イタリアワインベストコンクール2019準優勝ソムリエの経歴あり。

 

■障がい者ワークスデザインラボ株式会社
障害者就労継続支援A型事業所。障害や難病のある人の仕事や働くスタイルをデザインする。
【今回の役割】教科書のページ制作・編集

 

■一般社団法人ルータス
女性が誰一人取り残されることなく、経済的かつ精神的に自立・自律するための働き方(ディーセント・ワーク)を支援する。
【今回の役割】教科書のページ制作・編集
    
■株式会社冒険の旅
【今回の役割】教科書のページ制作・編集、進行管理、企画、制作物のクオリティ管理

 

 

 

協働したパートナーさんへのインタビュー

協働したパートナーさんのうち、「障がい者ワークスデザインラボ株式会社」の利用者、長谷川さんと栃木さんにお話を伺いました。

 

 

誰でも最初は、初めて。Oneチームで達成する、高品質な教科書づくり

 

 

今回は主にPowerPointを使用して、制作を進めていただきました。お二人とも、普段からPCを使っていらっしゃるそうですが、お仕事でPowerPointを使用するのは初めてだったため、制作前は不安を感じていたそうです。

 

制作に取り組んでいただくお二人の不安を解消し、クオリティの高い教科書を制作する。これを達成するため、プロ人材で構成された「つなぐチーム」がこれまでの制作の経験をふまえ、制作時の細かなルールづくりを提案いたしました。「制作ルール」の中で、PowerPoint上で使用するフォントや文字サイズなどを事前に統一したり、ベースとなるページ構成を定めておくことで、制作をスムーズに進めるための準備をお手伝いをさせていただきました。

 

さらに、チャットツールやオンラインミーティングを活用し、お二人を含めた「作り手チーム」と「つなぐチーム」が密に連絡を取り合える環境を整えました。疑問や不安な点はすぐにご相談していただくことで、認識の齟齬がないよう進めることができました。

 

「作り手チーム」「つなぐチーム」の思いを一つにした、Oneチームでのお仕事。制作を終えた今、お二人は「今回のプロジェクトに携われた喜びと、達成感でいっぱいだ」と笑顔で話してくださいました。

 

 

「制作ルール」と「作り手の思い」で目指す、最高のクオリティ

Oneチームで進めたこのプロジェクトにおいて、重要だったのが「制作ルール」です。今回はワインスクールの受講生にとっての「使いやすさ」を重視した内容となるようルールを作成しました。ここでいう「使いやすさ」とは、情報をわかりやすく掲載することで得られる「読みやすさ」と、書き込みながら学習できる「学習のしやすさ」です。具体的には、フォント、文字サイズ、図表の配置などを検討し、細かくルールに反映いたしました。

 

そのおかげで、複数人で作業を行っても全体の統一感を出すことに成功しましたが、ルールでは表現しきれないこともありました。制作を進める中、お二人はそれに気づき、ルール以上のクオリティを追求してくださいました。

 

例えば、長谷川さんは「読みやすさ」の品質を高めたいという思いから、常に受講生の立場や使用状況を考えながら制作に取り組まれたそうです。また、栃木さんは「客観的な意見を取り入れるため、完成したページを別のメンバーと確認しあい、積極的にブラッシュアップするように努めた」と語られました。


使いやすさにとことんこだわった「制作ルール」に、作り手チームの「思い」をのせることで、お客様にも受講者にも喜んでいただける最高のクオリティを実現いたしました。

 

 

 

協働が叶える。「挑戦してみたい!」の可能性

今回の協働で、教科書の制作という新しいお仕事に挑戦されたお二人は、さらなるスキルアップを目指したいと今後の意気込みを語ってくださいました。

 

長谷川さんは見た目のバランス、配色を考えることが好きで、色彩にも興味があるそうです。「自分の感覚やセンスを活かせる仕事をしてみたい」そう話してくださいました。栃木さんは「タイピングの練習をたくさんしてきたため、そのスキルを活かせる仕事に挑戦してみたい」と、今後の目標を話してくださいました。

 

色彩やデザインスキルを活かした、本やチラシのデザイン的なお仕事や、タイピングスキルを活かした、取材内容を文章化するお仕事など、今後もさまざまなお仕事をご一緒させていただきたいと思っています。

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