【プロジェクトレポート】『東大阪未来プロジェクト』第1回開催!高校生がSDGs×ビジネスを学ぶ機会を創出
2022-06-28
「東大阪未来プロジェクト2022」の第1回ワークショップ開催の様子をお届けします
2022年5月16日開催(近畿大学付属高等学校にて)
弊社は、近畿大学付属高等学校様(所在地:大阪府東大阪市)と株式会社ストリートスマート様(代表取締役:松林 大輔)と、高校生と地元企業が協働で東大阪の社会課題解決をSDGs観点で考える「東大阪未来プロジェクト2022」を2022年5月16日(月)から開始いたしました。
プロジェクトについての詳細はこちら
https://www.masterpeace.co.jp/column/higashiosaka_miraiproject2022_1/
以下、共同でプロジェクトを企画・運営しております株式会社ストリートスマート様のWebサイト記事を許可を頂き、転載させていただきます。
【プロジェクトレポート】大阪から始まる「東大阪未来プロジェクト2022」第1回ワークショップ開催の様子をお届けします
※以下、株式会社ストリートスマート様Webサイト
https://www.street-smart.co.jp/topics/news/higashiosaka_future_project_2022_report_no1/から転載
株式会社ストリートスマート(代表取締役:松林 大輔 以下、当社)が、近畿大学附属高等学校(所在地:大阪府東大阪市)、株式会社masterpeace(代表取締役社長:窪田 篤)と開始した、社会問題解決をSDGs観点で考える「東大阪未来プロジェクト2022」の第1回を2022年5月16日(月)に開催しました。
2022年5月16日、プロジェクトの初回となる第1回ワークショップを近畿大学附属高等学校にて開催しました。
講師としてフロムファーイースト株式会社 代表取締役 阪口 竜也氏をお招きし、講演とグループワークを実施した第1回の様子をお伝えいたします。
プロジェクトについての詳細はこちら
▶https://www.street-smart.co.jp/topics/news/higashiosaka_future_project_2022/
SDGsビジネスの先駆者から、ビジネスの力で社会問題を解決することについて学ぶ
第1回はプロジェクト全体の説明と、社会問題をビジネスを通じて解決するということは何かを考えていただくカリキュラムを実施しました。
第1回カリキュラム
プログラム1:本プロジェクトの意義・想いを共有
まず冒頭に、今後のプロジェクトの進め方と、なぜこのプロジェクトを実施するのかをお伝えしました。「SDGsを学んでほしい」や「高校生の力で社会問題を解決しよう」ということだけではなく、『みんなにとって将来役立つプロジェクトになるようにしたい』、『地元にあるおもしろい企業を知ってほしい』という、発足の想いをお伝えしました。
講師を担当する阪口氏と近大附属高等学校の先生
プログラム2:SDGsビジネスの実例を先駆者から学ぶ
続いて、SDGsビジネスの先駆者であるフロムファーイースト株式会社 代表取締役 阪口 竜也 氏の講義では、どういった理念でビジネスをしているのか、実際の取り組み事例とともにお話いただきました。阪口さんが取り組まれている、環境や健康に配慮したプロダクトの説明や開発秘話など、生徒はとても興味深く耳を傾けていました。
プログラム3:グループワークで、社会問題を解決するソリューションを
その後、複数のグループに分かれて身近な社会問題について考えるワークを実施。「学校、学校周辺、住んでる地域」の解決したい社会問題をピックアップし、その問題をビジネス視点で解決する案を考えてもらいました。生徒はディスカッションに慣れている様子で、グループワークはとても盛り上がり、短い時間の中で様々なアイデアが生まれていました。
思わず立ち上がってディスカッションする生徒も
阪口氏から「こんな技術持っている企業ってあるかな?こんなコラボがしたいな!という視点で企業とのコラボを考えてみて」というアドバイスを受け、生徒は各自のタブレットを活用して企業を検索し、企業がもつ技術やノウハウを活かして社会問題を解決する方法を考えていました。
ディスカッション中でも積極的に阪口氏に質問する生徒
プログラム4:生み出したアイデアの共有とフィードバック
時間の関係で全グループの発表は叶いませんでしたが、いくつかのグループに代表して発表をしてもらいました。発表をしていないグループも含め全グループが、とても短時間で実施したとは思えないほど、しっかりとディスカッションして考えた様子が見受けられました。
発表が終わり、阪口氏から今後の活動に期待を込めて、「みなさんには楽しみながら取り組んで、大人にはない高校生ならではの視点から社会問題をビジネスの力で解決する案を出してほしい。そのために、まずは実際に企業が取り組んでいるSDGsビジネスについて調べてみてください」とのメッセージが生徒へ送られました。
当プロジェクトは課外活動の一環として実施しているため、生徒の参加は強制ではなく自由参加のプロジェクトです。
大々的な告知はしていないものの、事前に先生から生徒にお声がけをしていただいたことで、当日の開始時間になると生徒が次々に教室に訪れ、最終的な参加生徒数は42名となりました。
SDGsに対する関心の高い生徒ばかりで、見学に来られた東大阪市役所の方からいただいた東大阪のSDGsバッチ*を身に着け、カリキュラム全体を通して意欲的に参加してくれました。
制服や筆箱、ミサンガに東大阪市のSDGsバッチをつけていました
*東大阪のSDGsバッチについて(東大阪市HPより)
「モノづくりのまち東大阪市にちなみ、歯車(GEAR)をモチーフにSDGsの17のゴールの色を彩ったデザインとなっています。市民・団体・企業等のすべてのステークホルダーと東大阪市がGEARの如く、互いにかみ合い力を伝え合うことで、持続的かつ加速度的にSDGsの目標達成に向けた課題解決を図り、東大阪市の未来創造に繋げていきたいという思いを込めています。」
当プロジェクトの最終目標は、高校生が考えた事業案を地元の企業に採用されることです。9月10日のプロジェクト最終回であるプレゼンテーションイベントまでは約4か月と短い期間ではありますが、生徒にとっても、参加いただく企業様にとっても良いプロジェクトにするため、運営を担う企業としてしっかりサポートを続けていきます。