社内で教育動画を制作する際の、効率的なチェック方法|間違いのない、質の高いコンテンツにするためには?

どのタイミングで、どんな視点で、どのようにチェックするべきか

社内研修などに使用する動画を制作する際に、内容を効率よく正確にチェックするコツをご紹介します

企画・構成・台本制作を経て、いよいよ動画編集がスタートします。
動画編集者からデータを受け取ったら、こちらの意図通りになっているか、教育コンテンツとしてふさわしい内容になっているかを細かくチェックしていきましょう。

 

このページでは、制作段階において、動画の内容を確認する方法とそのコツをご紹介します。

 

「誰が」「どの段階で」「どのように」チェックするかを決めておく

動画の制作は、何回か修正のやり取りを経て完成させていきます。誰がいつ、どのような視点でチェックするかが明確になっていないと、間違いを見落としてしまう可能性があります。また細かい修正を何度も繰り返すようでは、効率が悪くなってしまいます。
動画の確認方法については、事前に計画を立てておくようにしましょう。

 

以下に、動画の確認方法の例をご紹介します。こちらを参考に、動画の内容に合ったフローを検討してみてください。

1回目の確認

台本と照合しながら動画を見て、台本の通りになっているかをチェックしましょう。

企画担当者のチェックも、なるべく早めの段階で行う必要があります。事前の打ち合わせで、動画編集者に意図が伝えきれていない部分があるかもしれません。

 

2回目の確認

1回目の修正箇所を確認します。

全体を通して企画や台本の意図通りの内容まで仕上がってきたら、この段階で誰か別の人に初見のチェックをお願いすると良いでしょう。客観的に動画を見てもらうことで、わかりにくい点がないか確認することができます。

 

3回目以降

修正箇所の確認が中心です。基本的には修正を指示した人が、意図通りに修正されているかを確認します。

最終段階に近づくにつれて確認の回数は少なくなり、間違いを見落としやすくなります。3回目以降でも修正が多い場合は、別の人にダブルチェックしてもらうと良いでしょう。

 

大きな修正や、全体に関わるような修正は、できるだけ早い段階で終わらせておきましょう。最終段階になって大きな修正を行うと、ミスの発生につながる場合があります。

 

チェックポイントを決めておく

動画をどのような視点で確認するかを整理し、チェックポイントを作成しておきましょう。

チェックポイントに沿って見ていくことことで、必要な項目を漏れなく確認することができます。

 

動画の内容によってチェックポイントは異なりますが、主に以下のような項目が必要となります。

注意点としては、一度にたくさんのポイントをチェックしようとすると、見落としが多くなってしまうことがあげられます。まずは全体のテンポを確認する、次はナレーションを確認する、といったように、チェックポイントを絞って繰り返し動画を見ることをおすすめします。

特に文字の間違いは見落としやすいポイントです。文字だけは第三者にも追加で見てもらうなど、念入りに確認するようにしましょう。

 


 

以上、動画チェックを効率的に、正確に行う方法をご紹介いたしました。

質の高いコンテンツは、間違いがないことが前提となります。チェックポイントを活用し、見落としがないよう制作を進めましょう。

 

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