【イベントレポート】「事業を通じて社会課題を解決する」。「Social Company Forum 2022 in 東京」で交わった、社会を良くしたい想いと事業

2022-12-07

「Social Company Forum 2022 in 東京」に参加させていただきました

「多様な人が多様に活躍できる社会づくりを目指した、協働の取り組み」を発表

「Social Company Forum」は、持続可能な明るい社会を構築し、本業を通じた社会貢献活動の実践、社会課題を解決していくことを目指して活動している、一般社団法人経営実践研究会様が主催されたイベントです。

弊社代表の窪田は経営実践研究会の会員として、2022年11月18日開催の「Social Company Forum 2022 in 東京」にて弊社関連会社の株式会社冒険の旅が続けている「多様な人が多様に活躍できる社会づくりを目指した、協働の取り組み」についてプレゼンテーションをさせていただきました。

「実績がないとチャレンジする機会が少ない」という現状の課題を踏まえ、先輩人材（プロ人材）と一緒に仕事に取り組む体制について説明しました。私たちは、頑張る人がチャンスを掴み、活躍できる社会を目指しています。

当日は会員プレゼンテーションとして、弊社の他にも４社のプレゼンテーションが行われました。また、さわかみ投信株式会社（以下、さわかみ投信）代表取締役社長の澤上龍様による基調講演や、幅広いテーマのパネルディスカッションも行われました。

＊一般社団法人経営実践研究会様について、詳しくはこちらをご覧ください。

https://www.keijitsukai.jp/information1.html

イベントの概要

《基調講演》「永続する地域企業」

さわかみ投信の澤上龍様による講演では、「永続する地域企業」と題して「長期投資」をテーマにお話してくださいました。

まず投資をする基準は「儲かるか」ではなく、「理念に共感できるか」ということで、共感した会社や団体に投資をし続けることが大切。その基準をもとに、ご自身が長きにわたって応援し続けている企業や団体もご紹介してくださいました。

今回の講演で特に印象的だったのが「企業は、いかなる時も志と理念を訴えていくべきである」という言葉です。これは企業が永続するために必要な要素だと澤上様は断言されました。加えて、必要なのが、その志や理念に共感してくれる人や社会の存在です。

企業の持つ志と理念を、社員や所有者に対して発信し続けることで、同じ理念を持つ仲間が増え、本業での社会課題の解決につながるのだとお話してくださいました。

《会員プレゼンテーション》

■福井彩恵さん（株式会社まるさんかくしかく代表取締役）　

大阪でオーダーメイドスーツを作っていらっしゃいます。CO2の排出や水の大量使用、着られる服より捨てられる服の方が多いなど、アパレル業界の環境問題に着目し、循環型のアパレルを目指して活動されています。カーテン生地で仕立て直したスーツのレンタル事業も開始されています。
※写真で福井さんが着用されているスーツは、カーテン生地で出来たもの。

■三上優作さん（株式会社みかみファーム代表取締役）　

完全無農薬無肥料のリンゴ農園を経営。農薬や肥料の使い方など、さまざまな農法への理解を深めたことがきっかけとなり、「農家は農法を選び、消費者は購入する作物を選ぶ」という「農家」と「消費者」が互いに選択できる、新しいシステムの実現を目指されています。

■花堂浩一さん（株式会社アスモ代表取締役）

シニアの活躍を応援し、東京都中野区で介護事業を展開中。介護保険外サービスに注力し、魅力ある介護業界をつくることを目指していらっしゃいます。また、介護用品はおしゃれなものが少なく、男女同じデザインであることが多いことに着目し、好みに合わせた介護用品を選択できるようブランド化に取り組まれています。

■三浦陽介さん（合同会社Global Proud代表社員）

「日本の商品のすばらしさを世界に伝える」ことを目指して、日本の商品を世界の市場へ販売していく事業を展開中。アフリカで日本の商品を販売する事業のために、2021年にウガンダを訪問した際、都市部と地方の設備の格差を目の当たりに。そこで、日本のインターンシップの学生など若者を巻き込み、ウガンダでのテクノロジーの導入実現を目指して活動されています。